ストリーマーさんやVTuberさんに配信され、驚異的にバズったバニーガーデン。
本作は何が面白いのか、ギャルゲ歴ー25年の私が解説します。
配信を見れば面白いということは伝わると思いますが、そう簡単に成功することはありません。
本作を発売したqureate(キュリエイト)さんは多数の作品を世に出していますが、ここまでの成功はありませんでした。
それではなぜここまで受け入れられているのか、ゲームの魅力を4点に絞って解説します。
魅力
・3Dキャラのモデリングが最高峰の出来
・エロくてくどくないキャラ
・お紳士が喜ぶミニゲーム
・PTAシステム
マイナスな点
・ボリュームは全体的に少なめ
・3Dのモーションは多くない
・攻略してる感は少ない
バニーガーデンの魅力
バニーガーデンは、2024年4月18日にNintendo Switch、2024年4月19日にSTEAMより発売された恋愛ADV(アドベンチャー)ゲームです。
ゲームジャンルは「心が清らかなお紳士様向けの恋愛ADV」。
魅力①:最高峰の3Dキャラ
まずは画像をご覧ください。
どうでしょうか?
めちゃくちゃ可愛くないですか??
「大体のギャルゲーは可愛いだろ」と思うかもしれませんが、そんな事はありません。
版権絵より可愛いかも?と思わせてくれる3D作品に私はほとんど出会ったことがありません。
また、ファイナルファンタジー7リメイク・リバースは最高峰の一つだと思いますが、どれだけのコストが掛かっているか。
100億円レベルのコストを掛けてやっとできたビジュアルが当該作品なのです。
対してqureateは低人員で年に何本もリリースする中で、2,980円(STEAM版は3,480円)という価格でありながら、このクオリティというのが素晴らしいのです。
ミニゲームやVIPルームでの接客など場面が変わっても、可愛さは全く変わりません。
ホントによくできた3Dモデリングだと感心しっぱなし。
衣装も可愛いし、言う事無しです。
魅力②:エロいのにくどくないキャラ
エロい言葉攻めは好きですか?
私は好きです。
でも大抵のエロキャラってくどく感じませんか?
バニガはそんなことはありません!!
バニガのキャストは終始エロを楽しませてくれる素晴らしいキャラ設定です。
はじめのうちはガールズバーのキャストとしてサービスエロを見せてくれます。
「はいはい、そういう営業エロスね」と。
それがどうでしょう。
仲良くなるにつれ、少しずつサービスエロからリアルエロへと変わっていくのです。
そしていつの間にか「こいつ本気で俺のこと好きになったな!」と思ってしまうのです。
そんな中でミニゲームやアフターデートなどでエロく可愛いヒロインたちの魅力を楽しむことができます。
そして最後のご褒美にはASMRまで付いてきます。
ASMRの好き嫌いはあると思いますが、演出の気合いが半端じゃなく感じられます。
露骨な言葉責めASMRでふんだんに攻め殺してくれます。声優さんの演技も非常に良いです。
ここまでちゃんとやってくれるなら、と言える納得のクオリティです。
その上、ASMR部分はネット上への配信禁止区間に指定されているため、自分だけが味わえる楽しみとしても昇華できていると思います。
くどくない3人の魅力的なキャラを作れたことで、ヒロイン3人というギャルゲーとしては少なめのヒロイン数でも十分に満足できるのです。
魅力③:お紳士も納得のミニゲーム
恋愛アドベンチャーといえば、ミニゲーム。
ミニゲームといえば、ラッキースケベ。
もうおわかりですね?
あんなことや
こんなことを楽しむことができるのです。
ゲームとして意味をもたせつつ、自分で操作をしてラッキースケベを作り出せる。
お紳士なら一度は夢に描く妄想を我が物にできます。
古典的ではあるものの、長すぎず短すぎない必要十分であり、ゲーム中盤がダレないように設計されています。
そしてモデリングの良さを改めて実感します。
また、自分からゲームに誘うことはできず、キャストに誘われてはじめてできるので、特別感も感じます。
魅力④:PTAシステム
極めつけはPTA(パンツ・たくさん・ありがとう)。
これでしょう。
仲良くなったキャラにはパンツなどをプレゼントすることができます。
そしてなんと次の出勤でそのキャラが履いてきてくれるのです!
なんで履いてきてるのが分かるかって??
ご想像通りです。
こういうことです。
ガールズバーのお仕事って大変ですねぇ。
ミニスカを履きながらあれこれお仕事しなきゃらないんですから(遠い目)。
ツッコみつつエロスを味わえる、絶妙なさじ加減がプレイヤー体験を楽しくしてくれています。
また、プレゼントしたものを見に付けてくれて、感情的にも楽しめる。
一石何鳥なんだって話ですよ。
こういったプレイヤー側の心理をくすぐるギミックが多数ちりばめられています。
それが素直にプレイヤーに受け入れられたからこそ配信も盛り上がれるんだと思います。
マイナスな点
ここまでベタ褒めしてきましたが、もちろんデメリットもあります。
とはいえ、些細な点が多いです。
ボリュームは全体的に少なめ
ゲーム内期間は半年で1週するのにフルボイスを聞いてプレイしたとしても、10時間は掛からないでしょう。
キャラは全3キャラ、衣装はバーの制服と水着・私服の3種。
ボリュームとしてはもっと欲しいというのが正直な気持ちです。
とはいえ3,000円という価格としては全く文句はありません。
個人的にキャラはあと3人くらい、衣装はあと10種類は欲しいです。
ぜひDLCで色々出してくれることを祈るばかりです。
3Dのモーション(動き)は多くない
完璧なモデリングの3Dですが、モーションの数はあまり多くありません。
現状でも満足度は高いのですが、飽きが来るが早いのは事実です。
モーションを増やすことはのコストに直結しますので、この点も値段を鑑みれば妥当と思っています。
攻略してる感は少ない
古のギャルゲーオタクとしては攻略してる感がもうちょっと欲しいのは事実です。
キャラ攻略に難しい点がないので、ゲームとして頑張ったという実感を得るのは難しいでしょう。
逆にライトなゲーム性だからこそ多くの人に受け入れられたという点は大いにあると思っています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
2,980円(STEAM版は3,480円)で買えるギャルゲーとして類を見ないことは理解いただけたのではないでしょうか?
その土台の上に配信でのバズりがあったのだと考えています。
この記事が読んだ方の一助になれば幸いです。
ぜひ楽しいゲームライフを!!
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